西成WANで街に賑わいを!
西成WAN(Nishinari Wall Art Nippon)は大阪市西成区を中心に,街なかのあちらこちらでストリートアートを描いてきました。
私たちはストリートアートで来訪者を呼び込み,来訪者が街を楽しみ周遊し,街と駅と人をつないで,西成を街ぐるみ野外美術館に変えたいと願っています。
私たち西成WAN(Nishinari Wall Art Nippon)は,心無い落書きを消して,地域の子どもたちや住民にも参加してもらい,アーティストが本気でウォールアートを描き,それを見に来る人たちを地域へ呼び込み,人が集い賑わうことで街の安全や安心を高めようと,2014年秋から大阪市西成区を中心に活動を展開してきました。街づくり活動であり,アート活動でもある西成WANは,ウォールアートやグラフィティの認知を高めて,アーティストたちが活躍できる機会を増やし,西成からウォールアートを日本全国へ広めよう,という目標も掲げてきました。
総合プロデューサーで西成出身のラッパー,SHINGO★西成の呼びかけで,これまで何人ものアーティストたちがボランティアで参加して,西成区のあちらこちらのストリートに数々の作品を残してきました。私たちの想いはSHINGO★西成の西成WAN応援歌『ここから… いまから』に込められています。自分たちのまちは自分たちでつくる,今できるコトを今できるヒトが,まちをキレイにこころをキレイに,アセラズ クサラズ アキラメズ。
アートで街を明るくし,活気づけたい!
これまでの西成WANの活動が評価されて,地元の方々から「この壁にもアートを描いてよ」という依頼が来るようになり,西成区内でアートを描ける壁が増えつつあります。2021年からは,阪堺電車と西成WANとの協働も進みました。阪堺線の駅舎のなかには老朽化が進み,心無い落書き被害にあっているところも少なくありません。私たちはそんな駅舎をキレイにして,アートを描く活動も行っています。この活動で駅舎も街も明るくなり,地域の方々からの評判も良く,街なかの他の壁にも描いて欲しいという声がますます高まりました。こうした西成区内の壁や阪堺電車の駅舎に,さらに多くのアートを描き,まるで野外美術館のような街にしたいと願っています。
美術館に飾ってあるアートは,入場料を払った人しか見れません。西成WANで描いてきたストリートアートは,街に来訪した誰もが自由かつ気軽に見て回れます。2025年大阪関西万博には多くの外国人旅行者が来て,西成区内に泊まる人も数多くいることでしょう。私たちが描いたアートを見るため,地域の外から西成へ来る人が増え,阪堺電車の駅舎にも降り立ち,街を巡ってアートやグルメや人と出会い,また次の駅舎へと向かう。私たちは,アートが街と駅と人をつなぐような,そんな近未来を夢見ています。
北天下茶屋の上り・下り駅舎の掲示物を整理してスペースを確保してアートを描く予定です。
阪堺電車の駅舎に順次,アートを描く
西成区内の阪堺線の駅舎のうち,新今宮駅前駅舎と聖天坂駅舎にはすでにアートを描きました。これら以外に,まだ10ヶ所くらいアートを描ける駅舎が残っています。また,西成区内でこの壁に描いて欲しいという地域からの声も,数多く寄せられています。西成WANのアーティストのネットワークは,国内のみならず海外にも広がっています。西成WANはこれからも,協力してくれるアーティストが来訪したら,そのタイミングで順次,こうした西成区内の駅舎や壁にアートを描いていきます。
そのなかで以下の予定はすでに決まっていて,このプロジェクトに関してクラウドファンディングで資金を募ります。
実施場所:
北天下茶屋駅舎(上り・下り)および天神ノ森駅舎(上り・下り)
【阪堺電車よりすでに許可取得済み】
実施予定日:
北天下茶屋駅舎 2023年9月4日(月)から9日(土)
天神ノ森駅舎 2023年9月18日(月)から23日(土)
アーティスト:今までに参加してくださったアーティスト
詳しい詳細は公式インスタグラムで随時情報を更新していくので、 https://www.instagram.com/nishinari2023/ をご確認ください。
製作予定の天神ノ森駅舎
阪堺電車との協働では,今船駅舎アート(2021年9月西成WAN第9弾),新今宮駅前駅舎アート(2022年8月西成WAN第10弾),聖天坂駅舎アート(2022年9月西成WAN第11弾)を完成させました。その際の様子は,テレビ大阪で以下のように報道されました。
https://youtu.be/wtlOEvXnjDY
西成での活動の歴史は古く,西成WANは2014年秋に子どもたちとのワークショップから始めて,2015年1月に第一弾「ここから いまから」を完成させて以来,2021年9月の第九弾まで,西成区内のあちらこちらのストリートに数多くの作品を残してきました。2015年9月完成の第二弾「アセラズクサラズアキラメズ」は,高さ7m幅70mという巨大な傑作で,地域の名所になっていました。しかし残念ながら,ストリートアートのはかなさ,街の新陳代謝の波のなか今はもう壊されて存在しません。活動を始めて8年が過ぎ,西成WANは地域の人たちから,応援していただける存在へと成長しました。第一弾を手伝ってくれた小学生たちも,今では中学生や高校生となって,アートの現場へ応援に来てくれます
https://youtu.be/wtlOEvXnjDY
(株)エイチ・ツー・オー商業開発のご協力を得て,サンスーク花園商店街にある同社駐車場の外壁に、「今池のこどもの家」の子どもたちとアーティストのTitiFreakとの協働でアートを書きました。
西成WANはこれまで,アーティストが大きな制約なく自由にアートを描けるよう,行政とは積極的に協働して色々と協力してもらいながらも,税金は一切使わず,自己資金で活動を展開してきました。アーティストたちは,西成WANの趣旨に賛同して,ボランティアベースで参加。それでも何かとかかる出費は,団体や個人から協賛してもらうと同時に,基本,実行委員会メンバーで負担してきました。2016年末にすでに1度,キャンプファイヤーで活動資金を集めて,第3弾以降のウォールアートを描いてきました。その後は,2018年秋,SHINGO★西成から,第二回「たかじんAWARDレジェンド部門グランプリ」(https://takajinmemorial.com/legend/award2018.html)で獲得した賞金全額の寄付を受け,再び活動を展開してきましたが,とうとう活動資金は底をつきました。
西成区内の壁や阪堺電車の駅舎など,アートを描く候補地は,現在,10数ヶ所あり,これらにアートを描くためには,ざっと150万円から200万円くらいの経費がかかります。西成WAN実行委員や阪南大学国際観光学部学生らのボランティアワークで補える部分は補いますが,やはり限界があります。みなさんからご支援いただいた活動資金は,上記に掲げた「実現したいこと」の1)・2)に使用します。目標金額が達成できたら,西成区内の阪堺線の全ての駅舎にアートを描きます。もし達成できなくても…,集まった支援金で,できるだけ多くの駅舎をアートで彩ります。今できるコトを今できるヒトが,アセラズ クサラズ アキラメズ。
西成WAN実行委員長の松村嘉久(阪南大学国際観光学部教授)です。SHINGO★西成さんらと西成WANを始めて9年,地域の人たちと色々な経験を積み重ねてきました。今では,西成WANの活動趣旨を理解して,壁にアートを描く意義を認めて応援してくれる人が,地域の中だけでなく外でも増えました。私たちが目指しているのは,関わるみんながハッピーになれるような,アートでまちづくりする活動。地域に住まう人たちも,壁に描くアーティストも,参加した子どもたちも,その横をただ通り過ぎる人も,アートをわざわざ見に来る人も,もちろん壁の持ち主も,私たちスタッフも,みんながハッピーになれたらいいなあと願っています。
2020年からコロナ禍で前代未聞の閉塞感が世界中を覆いつくしました。この閉塞感を打ち破るのは,西成のストリートからしかない,ここから,いまから。そんな想いから,緊急事態宣言の合間を縫って2021年9月,阪堺電車の全面協力を得て,学生らも手伝って,今船の下り駅舎にアートを完成させました。この駅舎アートを描いている間,実に色々な人たちが現場を訪ねて来て,アーティストやスタッフらと交流しました。その様子の一部始終を,現場を見守っていただいていた阪堺電車の方々がご覧になって,西成WANはもう地域に根付いている,という実感と好印象を抱かれたと伺いました。こうしたこれまでの成果が,今回のプロジェクトへとつながっています。
コロナ禍の閉塞感を,西成のストリートから打ち破る。殺風景な壁にアートを描き,人が集うきっかけにして,まちづくりへつなげたい。この想いは9年前から全くブレていません。ウォールアートや駅舎アートで街も阪堺電車も元気にしたいと思います。みなさん,私たちの活動をご支援いただき,ぜひ,制作現場を,アートを見に来てください。どうかよろしくお願いいたします。
https://camp-fire.jp/projects/view/676305?utm_campaign=cp_share_c_msg_comments_index
私たちはストリートアートで来訪者を呼び込み,来訪者が街を楽しみ周遊し,街と駅と人をつないで,西成を街ぐるみ野外美術館に変えたいと願っています。
プロジェクトを立ち上げた背景
私たち西成WAN(Nishinari Wall Art Nippon)は,心無い落書きを消して,地域の子どもたちや住民にも参加してもらい,アーティストが本気でウォールアートを描き,それを見に来る人たちを地域へ呼び込み,人が集い賑わうことで街の安全や安心を高めようと,2014年秋から大阪市西成区を中心に活動を展開してきました。街づくり活動であり,アート活動でもある西成WANは,ウォールアートやグラフィティの認知を高めて,アーティストたちが活躍できる機会を増やし,西成からウォールアートを日本全国へ広めよう,という目標も掲げてきました。
総合プロデューサーで西成出身のラッパー,SHINGO★西成の呼びかけで,これまで何人ものアーティストたちがボランティアで参加して,西成区のあちらこちらのストリートに数々の作品を残してきました。私たちの想いはSHINGO★西成の西成WAN応援歌『ここから… いまから』に込められています。自分たちのまちは自分たちでつくる,今できるコトを今できるヒトが,まちをキレイにこころをキレイに,アセラズ クサラズ アキラメズ。
このプロジェクトで実現したい想い
アートで街を明るくし,活気づけたい!
これまでの西成WANの活動が評価されて,地元の方々から「この壁にもアートを描いてよ」という依頼が来るようになり,西成区内でアートを描ける壁が増えつつあります。2021年からは,阪堺電車と西成WANとの協働も進みました。阪堺線の駅舎のなかには老朽化が進み,心無い落書き被害にあっているところも少なくありません。私たちはそんな駅舎をキレイにして,アートを描く活動も行っています。この活動で駅舎も街も明るくなり,地域の方々からの評判も良く,街なかの他の壁にも描いて欲しいという声がますます高まりました。こうした西成区内の壁や阪堺電車の駅舎に,さらに多くのアートを描き,まるで野外美術館のような街にしたいと願っています。
美術館に飾ってあるアートは,入場料を払った人しか見れません。西成WANで描いてきたストリートアートは,街に来訪した誰もが自由かつ気軽に見て回れます。2025年大阪関西万博には多くの外国人旅行者が来て,西成区内に泊まる人も数多くいることでしょう。私たちが描いたアートを見るため,地域の外から西成へ来る人が増え,阪堺電車の駅舎にも降り立ち,街を巡ってアートやグルメや人と出会い,また次の駅舎へと向かう。私たちは,アートが街と駅と人をつなぐような,そんな近未来を夢見ています。
北天下茶屋の上り・下り駅舎の掲示物を整理してスペースを確保してアートを描く予定です。
西成WAN第3弾でロゴ入れを手伝う子供たち
西成WANの今回のプロジェクト
阪堺電車の駅舎に順次,アートを描く
西成区内の阪堺線の駅舎のうち,新今宮駅前駅舎と聖天坂駅舎にはすでにアートを描きました。これら以外に,まだ10ヶ所くらいアートを描ける駅舎が残っています。また,西成区内でこの壁に描いて欲しいという地域からの声も,数多く寄せられています。西成WANのアーティストのネットワークは,国内のみならず海外にも広がっています。西成WANはこれからも,協力してくれるアーティストが来訪したら,そのタイミングで順次,こうした西成区内の駅舎や壁にアートを描いていきます。
そのなかで以下の予定はすでに決まっていて,このプロジェクトに関してクラウドファンディングで資金を募ります。
実施場所:
北天下茶屋駅舎(上り・下り)および天神ノ森駅舎(上り・下り)
【阪堺電車よりすでに許可取得済み】
実施予定日:
北天下茶屋駅舎 2023年9月4日(月)から9日(土)
天神ノ森駅舎 2023年9月18日(月)から23日(土)
アーティスト:今までに参加してくださったアーティスト
詳しい詳細は公式インスタグラムで随時情報を更新していくので、 https://www.instagram.com/nishinari2023/ をご確認ください。
製作予定の天神ノ森駅舎
これまでの活動
阪堺電車との協働では,今船駅舎アート(2021年9月西成WAN第9弾),新今宮駅前駅舎アート(2022年8月西成WAN第10弾),聖天坂駅舎アート(2022年9月西成WAN第11弾)を完成させました。その際の様子は,テレビ大阪で以下のように報道されました。
https://youtu.be/wtlOEvXnjDY
西成での活動の歴史は古く,西成WANは2014年秋に子どもたちとのワークショップから始めて,2015年1月に第一弾「ここから いまから」を完成させて以来,2021年9月の第九弾まで,西成区内のあちらこちらのストリートに数多くの作品を残してきました。2015年9月完成の第二弾「アセラズクサラズアキラメズ」は,高さ7m幅70mという巨大な傑作で,地域の名所になっていました。しかし残念ながら,ストリートアートのはかなさ,街の新陳代謝の波のなか今はもう壊されて存在しません。活動を始めて8年が過ぎ,西成WANは地域の人たちから,応援していただける存在へと成長しました。第一弾を手伝ってくれた小学生たちも,今では中学生や高校生となって,アートの現場へ応援に来てくれます
https://youtu.be/wtlOEvXnjDY
(株)エイチ・ツー・オー商業開発のご協力を得て,サンスーク花園商店街にある同社駐車場の外壁に、「今池のこどもの家」の子どもたちとアーティストのTitiFreakとの協働でアートを書きました。
SUN49 STREET by TitiFreak(2023年6月27日完成)
西成WANの活動資金について
西成WANはこれまで,アーティストが大きな制約なく自由にアートを描けるよう,行政とは積極的に協働して色々と協力してもらいながらも,税金は一切使わず,自己資金で活動を展開してきました。アーティストたちは,西成WANの趣旨に賛同して,ボランティアベースで参加。それでも何かとかかる出費は,団体や個人から協賛してもらうと同時に,基本,実行委員会メンバーで負担してきました。2016年末にすでに1度,キャンプファイヤーで活動資金を集めて,第3弾以降のウォールアートを描いてきました。その後は,2018年秋,SHINGO★西成から,第二回「たかじんAWARDレジェンド部門グランプリ」(https://takajinmemorial.com/legend/award2018.html)で獲得した賞金全額の寄付を受け,再び活動を展開してきましたが,とうとう活動資金は底をつきました。
西成区内の壁や阪堺電車の駅舎など,アートを描く候補地は,現在,10数ヶ所あり,これらにアートを描くためには,ざっと150万円から200万円くらいの経費がかかります。西成WAN実行委員や阪南大学国際観光学部学生らのボランティアワークで補える部分は補いますが,やはり限界があります。みなさんからご支援いただいた活動資金は,上記に掲げた「実現したいこと」の1)・2)に使用します。目標金額が達成できたら,西成区内の阪堺線の全ての駅舎にアートを描きます。もし達成できなくても…,集まった支援金で,できるだけ多くの駅舎をアートで彩ります。今できるコトを今できるヒトが,アセラズ クサラズ アキラメズ。
西成WAN実行委員長からご挨拶
西成WAN実行委員長の松村嘉久(阪南大学国際観光学部教授)です。SHINGO★西成さんらと西成WANを始めて9年,地域の人たちと色々な経験を積み重ねてきました。今では,西成WANの活動趣旨を理解して,壁にアートを描く意義を認めて応援してくれる人が,地域の中だけでなく外でも増えました。私たちが目指しているのは,関わるみんながハッピーになれるような,アートでまちづくりする活動。地域に住まう人たちも,壁に描くアーティストも,参加した子どもたちも,その横をただ通り過ぎる人も,アートをわざわざ見に来る人も,もちろん壁の持ち主も,私たちスタッフも,みんながハッピーになれたらいいなあと願っています。
2020年からコロナ禍で前代未聞の閉塞感が世界中を覆いつくしました。この閉塞感を打ち破るのは,西成のストリートからしかない,ここから,いまから。そんな想いから,緊急事態宣言の合間を縫って2021年9月,阪堺電車の全面協力を得て,学生らも手伝って,今船の下り駅舎にアートを完成させました。この駅舎アートを描いている間,実に色々な人たちが現場を訪ねて来て,アーティストやスタッフらと交流しました。その様子の一部始終を,現場を見守っていただいていた阪堺電車の方々がご覧になって,西成WANはもう地域に根付いている,という実感と好印象を抱かれたと伺いました。こうしたこれまでの成果が,今回のプロジェクトへとつながっています。
コロナ禍の閉塞感を,西成のストリートから打ち破る。殺風景な壁にアートを描き,人が集うきっかけにして,まちづくりへつなげたい。この想いは9年前から全くブレていません。ウォールアートや駅舎アートで街も阪堺電車も元気にしたいと思います。みなさん,私たちの活動をご支援いただき,ぜひ,制作現場を,アートを見に来てください。どうかよろしくお願いいたします。
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